南原貴裕と100%雨を防ぐ傘


前々から思っていたことだが、日本は台風や強い雨嵐が多い。
傘は雨を防げる優れたモノだが、その実、強風にはヒドく弱い。
恐らく、世界で一番壊しているモノbest10には
ランクインしているのではないかと思うぐらいは、
強風後の駅のゴミ箱には壊れた傘が突っ込まれている。

南原貴裕もそのことについて色々な思惑があり、
100%雨を防げる傘はないものかとよく相談される。
私は別に傘製作会社でも何でもないので、
一庶民としての意見しか南原貴裕に伝えられないが、
最近やったテレビの番組で、絶対折れない傘というものがあった。
なんでもオランダでは強風が多く、
オランダでは傘を開発する技術が一歩進んでいるというのだ。
傘の形状も少し変わっていて、従来の傘が同心円状になっているのに対し、
オランダの対強風傘は前部が短く非対称のデザインだった。

これにより、一方向のみは無敵の強度を誇る。
ただし、日本の強風を経験した者ならば誰でも分かる通り、
風の方向は一つとは限らない。
どういう原理なのかは皆目分からないが、風は全方位から所構わず襲って来る。
それでも、このオランダの傘は従来よりもかなり頑丈なので、
パラソルが反転することはないのが売りだ。
ただし、ズボンから下は容赦なく濡れると思う。

そんな傘を紹介しても南原貴裕は満足することはなく、
100%雨を防ぐ傘はないのかと聞いてきた。
SFとかにある、バリアを張るみたいな球体の傘を南原貴裕はご所望のようだった。
もう、家から出るなと言いたくなったので、私はそっと雨合羽を提供した。